100年以上もの時を経た究極の融合 アンティークレースとアンティークオルゴール『ル・メルヴェイユ』2024年2月26日(月)まで
河口湖音楽と森の美術館では、観光によるさらなる地域活性化を目指し、様々なイベントを開催しております。今回世界的に有名なアンティークレースコレクター「ダイアン・クライス」氏より譲り受け、アンティークレースの魅力を様々な形で表現しているVINITIQUEの瀬口美香氏によるレースと当館で所有しているアンティークオルゴールによる究極の融合。アンティークの世界の魅力を音とレースで伝える展示販売店「ル・メルヴェイユ」をオープン致します。展示では、アンティークレースとアンティークオルゴールの融合した音響室にて、100年以上もの年月を経た究極の融合が20世紀の代表的な表現手法『インスタレーション』にて実現。また、何代にも渡って生み出されたアンティークレースの細かな手業を実体顕微鏡でご覧頂けます。職人のあくなき探求心と向上心によって生み出された手業の極みであり芸術品の魅力をぜひ当館でご堪能下さい。
会期:2024年2月26日(月)まで
場所:ミュージアムショップ2階
※入館料金でご覧頂けます。
■VINITIQUE 瀬口美香(MICA SEGUCHI)
瀬口美香がフランス ボルドーでスタートしたストール・ブランド。瀬口は東京生まれ。2006年、ボルドー郊外の広大なブドウ畑の中にアトリエを構え、着られなくなったドレスをリメイクしてストールを作りはじめる。2014年、明治神宮の杜を臨むヴィンテージマンションの一室に、オートクチュールストールのサロンをオープン。急速に失われていく素材や伝統を新しい視点で捉えて再制作する事を目標に掲げ、フランスやイタリア、日本の貴重な天然素材を用いて、一枚一枚ハンドメイドで仕立てている。最高の素材を求める中、アンティークレースと出逢い、2019年、アンティークレースを現代に蘇らせるプロジェクトをスタート。2023年、富士五湖に拠点を移し、レースの魅力を発信する為、様々な表現方法を試みている。VINITIQUEとはワインを意味するラテン語VINIとアンティークを合わせた名前で、上質なワインの様に、年を重ねて魅力が増すものをつくりたいという瀬口の想いが込められている。
2006.8 フランス ボルドーにアトリエ開設
2014.3 神宮前にサロンオープン
2017.2 表参道スパイラルspiral 個展
2018.2 表参道 TRUNK(HOTEL)個展
2019.9 アンティークレースプロジェクトスタート
2021.1 資生堂 THE GINZA SPACE 個展
2022.1 渋谷東急 Bunkamura Wall Gallery 展示
2022.7 lagom miyota(元メルシャン軽井沢美術館)展示
2023.3 河口湖音楽と森の美術館にて展示スタート