増田誠絵画展~パリに生きる~【2023年3月17日(金)~8月28日(月)】
エンターテインメント美術館音楽と森の美術館では様々なアート展を開催しております。3月17日からは世界的な洋画家として、戦後、フランス国内外で数々の賞を受賞した故.増田誠氏の絵画展を開催致します。山梨県都留市谷村町で生まれた増田氏は代用教員、 陸軍士官を経て、画家の上野山清貢と出会い画家を志します。37歳の時に単身で渡仏し、以降32年間にわたり、フランスを拠点に精力的に作品制作を行いました。パリの市井の人々に向けられた増田のあたたかな眼差しは、今なおキャンバスに息衝き、私たちの心をあたためます。今回は森のレストラン2階にてパリ在住時代の未公開作品を含む油絵を展示・販売いたします。
会期:2023年3月17日(金)〜8月28日(月)
場所:森のレストラン2階
時間:10:00~17:00(16:00最終入館)
ーお客様へお知らせー
4月20日(木)12:30~14:30、5月4日(木)13:00~15:00は団体貸切のため、ご覧いただけません。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、予めご了承くださいませ。
増田 誠 (1920-1989) ますだ まこと
1920(大正9)年 山梨県南都留郡谷村町下谷 (現・都留市下谷) に生まれる。
谷村尋常高等小学校(現・谷村第一小学校)、旧制都留中学校 (現・県立都留高等学校)を卒業し、吉田尋常高等小学校の美術の代用教員として働く。 終戦後、北海道へ移住。釧路市で看板業を営んでいたとき、一線美術の画家・上野山清貢と出会い画家を志す。
1957(昭和32)年 渡仏。
以降32年間にわたりフランスを拠点に作品制作を行う。
幅広く創作活動を手掛け、特に油彩画では水面の描写が巧みであったことから「水のマスダ」と称される。フランス国内外で数々の賞を受賞するなど国際的な画家として高い評価を得る。
晩年は、都留市、富士吉田市、富士河口湖町を中心に、故郷山梨を精力的に描く。
1989(平成元)年 肺炎のため永眠。
長きにわたり文化・芸術の向上に貢献した功績が称えられ、同年、都留市第1号となる「名誉市民章」を受賞。