奇才・天才・愛妻 サルバドール・ダリ「レースをまとった犀(サイ)」好評展示中

河口湖音楽と森の美術館23周年記念と致しまして世界的に有名な芸術家、あのサルバドール・ダリが製作したブロンズ像「レースをまとった犀(サイ)」(1956年作)が、このたび河口湖音楽と森の美術館に展示されることになりました。大迫力のアートをぜひ、真近でご覧ください !

9月27日(火)サルバドール・ダリの『レースをまとったサイ』が空を飛んで到着致しました!ただいま、好評展示中です。

サイの運搬の様子はYouTubeからご覧いただけます⇒レースをまとったサイ運搬動画

記念写真

ただいま、日づけ入りのパネルをごサイの前にご用意しております。ぜひサイと一緒にパネルをもって記念写真を撮ってくださいね。

アンティークレースの販売

ただいま「レースをまとったサイ」にちなんで、レースの魅力を様々な形で表現しているヴィニティーク オーナーのレース作品をミュージアムショップ2Fにて展示販売中です。ヨーロッパにおいてレースは、生まれた時の洗礼式にはじまり、結婚式など、人生の節目で身に纏う大切なものです。ダリはサイにレースを纏わせて、何をイメージしたのでしょう? オーナーさんはダリの作品に触れて、空想の翼を広げ、新しい作品も製作しました。この機会に作品をお楽しみいただければ幸いです。

サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)1905年-1989年

サルバドール・ダリは20世紀に巻き起こったシュルレアリスムを代表する作家です。作品のみならず見た目や発言でも注目を集めていた奇才です。誇大妄想的で強い自己愛を持っていたダリですが、それを作品へのインスピレーションへ転換し、数々の素晴らしい作品を世に送り出しました。ダリといえば溶けて柔らかくなった時計が描かれた《記憶の固執》が有名ですが、彫刻、版画、舞台装置や衣装デザイン、映画制作と幅広い分野で活躍致しました。今回の『レースをまとった犀』は世界に8体あると言われているうちの2番目に制作されたものです。また、有名なチュッパチャプスのロゴはダリがデザインしたものです。フロリダやバロセロナには『ダリ美術館』があります。日本ではアジア唯一のダリ美術館で知られる「諸橋美術館」があります。