【さいならサイ】サルバドール・ダリ「レースをまとった犀」展示 2025年11月末にて展示終了

河口湖音楽と森の美術館にて好評展示中の世界的に有名な芸術家サルバドール・ダリが製作したブロンズ像「レースをまとったサイ」が2025年11月末で展示終了となります。ダリといえば柔らかい変形した時計が印象的な『記憶の固執』を思い浮かべる方が多いと思います。サルバドール・ダリは絵画以外にも彫刻、版画、舞台装置や衣装のデザイン、映画制作と幅広い分野で活躍しました。この富士山の麓で世界に8体しかないと言われているダリの時価8億円のブロンズ像が見られるのもあとわずかです。この夏は河口湖音楽と森の美術館で、世界の芸術を堪能してみませんか?お写真も大歓迎です。沢山のお客様のお越しをお待ちしております。

サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)1905年-1989年

サルバドール・ダリは20世紀に巻き起こったシュルレアリスムを代表する作家です。作品のみならず見た目や発言でも注目を集めていた奇才です。誇大妄想的で強い自己愛を持っていたダリですが、それを作品へのインスピレーションへ転換し、数々の素晴らしい作品を世に送り出しました。ダリといえば溶けて柔らかくなった時計が描かれた《記憶の固執》が有名ですが、彫刻、版画、舞台装置や衣装デザイン、映画制作と幅広い分野で活躍致しました。今回の『レースをまとった犀』は世界に8体あると言われているうちの2番目に制作されたものです。また、有名なチュッパチャプスのロゴはダリがデザインしたものです。フロリダやバロセロナには『ダリ美術館』があります。日本ではアジア唯一のダリ美術館で知られる「諸橋美術館」があります。