【2023年9月9日(土)~12月25日(月)】みるオルゴール展~オルゴールを飾る匠の業~

この秋、新しい企画展として「みるオルゴール」という企画展を開催致します。音色はもちろん、職人たちの技術をケースや部品の装飾、細かい細部をご覧いただけます。音楽を聴くから「みる」まで様々な角度からご覧頂ける、新しい企画展をぜひご覧ください。

イベント概要

オルゴールは音楽装置として数百年もの間、人々を魅了してきました。特に貴族や有産階級の人々に楽しまれていたものは音色だけではなく、ケースや部品の装飾に至るまで、高度な技術が使用され、総合芸術品と言っても良いでしょう。日本語は面白いもので、一言で「みる」といっても、「見る」、「視る」、「観る」、「覧る」、「魅る」と様々な漢字が当てはまります。あなたは、どの「みる」でオルゴールをみますか??もちろん、音色もお楽しみください!

開催日時2023年9月9日(日)~12月25日(月)
メイン会場コンサートホール
参加費入館料でご覧いただけます。

主な作品

ミュージカルチャイナクローゼット

完成当時、最高級のクリスマス商品として発売されました。豪邸一軒にも四敵する価格とあってかわずか13台しか製造されず、現存数は世界で数台と言われる大変希少なオルゴールです。キャビネットやステンドグラスに注目してみてください。

マンダリン ストライカー ボックス

ケースの中にはオルゴール、ベル、そして3人のおじさん。ベル付きのオルゴールは特に1880年代、1890年代に追加オプションとして、人気を博しました。そしてこのベルを打ち鳴らす男性たちは西洋人の間で「マンダリン」と呼ばれ、中国清朝の高等官僚をモデルにしていると言われています。またベルの中央には金色の竪琴の装飾があしらわれています。

展示場所

その他のイベント情報

企画展やコンサートなど開催しています!